読書

蒋介石の密使 辻政信



今となっては、どちらかというとマイナスイメージが大きいような気がする辻政信だが、昔というか戦後は人気作家になれるくらいだったということにびっくりした。

それにしても不思議なのはこの本に書かれている辻の蛮行ってGHQに占領されいてときのWGIPでなぜ使われなかったんだろう?もし使われていたとしたら辻の本がベストセラーになるなんて考えられない気がするんだけど。
それともそういう情報があった上で当時の日本人はその本を買ったんだろうか?

最後の方にあった蒋介石の日本に対する態度、これは確かに日本人がコロッとだまされる手口だなぁと思った。


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世界最強だった日本陸軍 スターリンを震え上がらせた軍隊


世間一般で思われている陸軍悪玉、海軍善玉観に対して反論している本。
元々ノモンハン事件自体でソ連も結構ダメージを受けていて、言われるほど日本が惨敗したわけではないというのは知っていたけれど、空戦でここまで圧倒的な力の差があったとは知らなかった。

またシンガポール攻略戦の見事さについてはここまで詳細には知らなかったので勉強になった。

一方で少し気になったのは、海軍善玉観に対する反論として書かれているせいか陸軍の愚行だと言われているインパール作戦については触れられていないところ。
また石原莞爾が戦線縮小とサイパン要塞化について触れて、それ自体はさすがという戦略眼ではあるけれど、その石原を使いこなせない陸軍という組織の問題点についても考察してほしかったなと思った。





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日本はなぜアジアの国々から愛されるのか


日本が特定のアジアの国を除いていかに信用されているかがよくわかる本。
実際に現地で活動しているからこそ分かる実体験に基づいている。
もちろん著者自体が現地のためになる活動をしているからこその感想ということも言えるのかもしれないけれど、それでもこの本に書かれているよう活動をしていることは尊敬に値する。

このような事実を教えられないということ自体がものすごい問題だと思う。



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語られざる中国の結末



今の中国の動きについて、かっての華夷秩序だけではなく、アヘン戦争以降西洋文明に敗れたところからの劣等感が加味されているという考え方はなんとなくわかるような気がした。

この本では米中が激突したと仮定したあとの中国の行く末をシミュレートしていて、少なくと日本企業も日経新聞の中国礼賛記事だけではなくて、こういう本も読んでリスクを理解した上で中国への進出を考えた方がよい時期なんだろうなと思った。


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日本代表がW 杯で優勝する日


中西さんの本。
気になったのは遠藤のトラップの仕方。
軸足を浮かせてトラップするということなんだけど、映像で観てみたいと思った。

あと、今後強豪国になるためにはW杯中のピークのもっていきかたを変えないといけないというのは今の強豪国を見るとその通りだと思う。
後はJリーグをよりよいリーグにして、ホームでは国内組だけでも国外組とそん色なくできるくらいレベルアップできるようにしてどんどん強い国になっていければW杯優勝も見えてくると思った。


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